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お願い:「音楽家のジストニア」出版にむけて

先日、twitterから、スペインの医師たちが英語で書いた『musician's dystonia(音楽家のジストニア)』の翻訳出版にむけて、「NPO法人ジストニア友の会」が出版要望の声を募集していることを知りましたが、このプロジェクトに携わっているピアニストが、偶然にも東京音楽大学の同級生でした。彼の名は、智内威雄さん。ジストニアのため右手が使えなくなり、現在は左手のピアニストとして活動しています。正直ショックでしたが、素晴らしい活躍をされている姿に勇気をいただきました。

智内威雄(ちないたけお)ホームページ:本について書かれています。
http://tchinai.net/archives/3488


ジストニアは、身体の筋肉が不随意に収縮し続ける結果、筋肉がねじれたり、ゆがんでしまって自分の意思通りに動かなくなる病気、神経難病です。音楽家の場合はジストニアとはわからずに演奏が下手になったと考え、無理によりハードな練習をして症状を悪化させることが多く、演奏活動をあきらめざるを得ない方もいます。

私自身、症状が咽頭(声帯)にでる「痙攣性発声障害(SD)」という局所性ジストニアの一種に罹患し、治療に専念するため4月からしばらく演奏活動を休止することにいたしましたが、医師に診断されるまで、この病気を全く知りませんでした。病名を知ったのは昨年の12月ですが、3年前、とある耳鼻咽喉科へ行ったときには「異常なし」と診断され、声のコントロールができなくなった原因が分からず、悩み続け、自信も失っていきました。

日本では音楽家のジストニアに関する研究は非常に少なく、出版物もありません。ジストニアに罹患した多くの音楽家は正しい情報を求めています。と同時に、まわりの人たちの認識と理解も必要としています。

そこで、皆さまに、お願いがあります。

「音楽家のジストニア」の企画は出版社の中でも全て通ったのですが、最後の営業部の判断次第で出版となるのだそうです。最後の一押しが必要ということで、ジストニア友の会では署名運動のような事をしています。大袈裟なものではなく、名前も住所もメールアドレスなど個人情報の記入は不要です。簡単に一文「音楽家のジストニアに関する本の出版希望」といった内容を入れていただいた物を下記の掲示板、もしくはEメールアドレスに送っていただく仕組みになっています。3月末まで出版要望の声を募集して、4月あたりに出版されるかどうか分かるとのことです。

メール:dystonia2005@yahoo.co.jp
掲示板:http://8202.teacup.com/dystonia/bbs
☆過去の投稿参照はこちら☆

翻訳出版プロジェクト:本の必要性について、また目次も参照できます。
http://www.geocities.jp/dystonia2005/ongakuka-honnyaku.html
NPO法人ジストニア友の会
http://www.geocities.jp/dystonia2005/


罹患者だけでなく、医療関係者、音楽教師や潜在的にリスクがある音楽家達にとっても手助けとなると思います。皆さまのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!


モネとジヴェルニーの画家たち

Bunkamuraミュージアムでの「モネとジヴェルニーの画家たち」へ。幼い頃から、母に連れられて美術館へ行くのが好きでした。最終日の昨日も、母と一緒に。一年半前の、家族で訪れたジヴェルニーでのひとときを思い出しながら。

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モネは、印象派が好きな母の影響もあって、私もとても好きな画家で、彼の感じる心、そしてその表現に、いつもハッとさせられます。モネ最晩年の「睡蓮、やなぎの反影」という作品は今回はじめて見ることができましたが、彼が更に進化しようとしていたことを感じさせられ驚きました。そして、美術館を出る頃には、私自身、何か新しいことに向かうエネルギーをいただいたような、とても爽やかな気持ちになりました。



ライヴも、残りあと7回。

家を出る前は、選曲しながら声が出ないのが辛くて、ライヴをキャンセルしたい気分になる日も。そんな自分が情けなくてとても嫌なのですが、ほんとうに不思議なもので、いざステージがはじまると、音の中にいることが幸せで、いつまでも歌っていたい!と思うのです。

もがくのも、きっと人間には必要なこと。今日も、明日も、あさっても、とにかく「いま、この瞬間」に集中して、丁寧に、心を込めていきたいと思います。


4月からライヴお休みします。

ライヴでお会いした方には既にお伝えしているのですが。

このご報告をするのに、ちょっとどきどきしています、、



4月からしばらく、ライヴ活動をお休みさせていただくことにしました。「痙攣性発声障害(SD)」という病気の治療に専念するためです。(12/27の記事はこちら

SDというのは、局部性ジストニアの一種で、自分の意志とは関係なく"声帯"が締まる病気で、声が詰まったり震えてしまいます。

病名を知ってからは、この声を個性にしよう、と障害を受け入れて、フレーズや身体の使い方を工夫したり、キーの設定を変えたりして歌ってきましたが、心で鳴っている音を表現できないもどかしさ。目に見える病気ではないSDを、理解していただくことの難しさ。

不治の病なのだそうですが、色々と調べていくうちに、症状が改善された方の存在を知りました。コレをすれば絶対に治る、という道はありませんが、東洋医学は奇跡が起きるという言葉を励みに、できることすべて、試行錯誤しながら自分のカラダを信じて治そう!と決意しました。

発症の原因は、医師にも私にも分かりません。分からないぶん、原因を何かのせいにするのは簡単です。でも、これはきっと、私が音楽家としても、人間としても成長できるように、神様が与えて下さった "ギフト" なのだと受けとめています。

歌なしの人生なんて考えられないですし、私のことだから、歌いたくなってきっとすぐに戻ってきます。何ヶ月も人前で演奏しないという時間を経験したことがないので、これからどうなるかまったく想像がつきませんが、、きっとたくさんの発見があって、素晴らしい時間になると想像しています。ちなみに、教えるお仕事は変わらず続けます。

自分の気持ちと向き合って、いっぱい泣いて、そしてたくさんの励ましの言葉に感涙してきたからでしょうか。不思議と気持ちは晴れやかです。どうか心配なさらないで下さいね。

パワーアップして、もどってきます!!

それまで、待っていてください!!


愛ある言葉を下さった皆さま、色々と情報を下さった皆さま、ご理解下さった関係者の皆さま、見守って下さっている皆さま、たくさんの人に支えられていること、心から感謝いたします。

らぶ〜〜!


佐々木朝美

4℃のアレンジで。

昨日はサテンドールにて、4℃のライヴにゲスト出演させていただきました。お越しくださいました皆さま、ありがとうございました!

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終演後に☆ 左から川口弥夏dr、大橋祐子p、深沢晴奈fl、わたくしvo、守谷美由貴a.sax、吉木稔b

3℃めになる4℃との共演!

一夜で3人のアレンジを楽しめるってなかなかないかも。メンバーの祐子さん(Moon River)美由貴ちゃん(Honeysuckle Rose)晴奈ちゃん(I Wish You Love)。それぞれ、リーダーアルバムでも作曲したり、アレンジしたりしている方々なので、すごいなぁと思いながら歌わせていただいているのですが、ほんと楽しい!3曲ともよく知られたスタンダードだけれど、オリジナルの譜面そのままを演奏するときとはまた違って景色が変わる。たとえば、原作がひとつでも、脚本次第で世界が変わるように。アレンジも、演奏する時と同じ、そのひとらしさがでるのですね。

4℃からお客さまへ、チョコのプレゼントもありました。黒一点の吉木稔(4℃のときはミノリちゃん)さんとduoでお送りしたMy Funny Valentineもよかったなぁ☆


今月は、ゲストで歌わせていただくライヴ、コンサートが続きます。
マリンバデュオ「aco」のコンサートも、いよいよあさって!2台のマリンバが織りなす世界と、佐々木朝美声楽ver.お楽しみください。私の手元のチケットも残り僅かになりました。当日券は限りがございますので、お早めのお申込みをお勧めいたします。

2/12sat
横浜みなとみらいホール 小ホール

『aco marimba duo concert vol.4』
18:00開場 18:30開演
チケット:全席自由¥2.500-
with aco(marimba duo)
前売りチケットお申込み:info@tomomisasaki.com

ご来場、心よりお待ちしていまするんッ

カラダは変わる!

新月満月を意識したことってありますか?
古代のひとはいま以上に、月や太陽が身近だったんだろうな。

新月には願い事をするといいと知ってから、紙に願い事を書くようになったのだけど、2月3日の新月の日は、ご縁があって参加してきました キラほし新月のアファメーションと夢コラージュ講座キラほし

ひとりで願い事をするよりも、ヒトが集まっての方が、エネルギーとエネルギーがぶつかりあって大きくなって、叶いやすくなるのだそう。集まったのも素敵オーラな女子ばかりで出逢いも嬉しかった。わいわい言いながら図画工作の時間みたい。と同時に、静かなひととき。

ガイドしてくれたMIHOさんありがとう!美味しいお弁当を作ってくれたゆみえちゃんありがとう!それからちえこさんも!出来上がったコラージュを見て、隠れた想いに気付かされたり驚かされたり。わくわく、ゆったり、ほっこり。楽しかったー!

会場は「べじかとひつき」民家を改築した趣のある素敵な空間☆

そして、会場でコラージュ用の素材として用意してくださっていた冊子をパラパラとめくっていると、これだぁ〜〜〜〜!と大興奮(笑)しちゃうメッセージが。


「変わるカラダ」

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この日の夕方、友人に紹介していただいた鍼の先生のところへ行ってきたのでした。先生は、中国から日本へいらして20年。先生の師匠でもあるお父さまは中国で国宝級と言われる大老師なのだそう。

先生からのアドヴァイスは、
冷やさない。
疲れさせない。
ストレスを溜めない。

あと、絶対治るって信じること。
自分のカラダを信じること。

病名を知る前は、思う声をだせなくて自分の身体に裏切られているような気持ちになるときもあったけれど、これからは、ゆったりとした気持ちで、自分と自分の身体を信じてあげたいと思います。


そうなのだ、「カラダは変わる」のだ!





新月にふさわしい一日に、感謝☆



ボナと一緒に。

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1月はなんだかとても長く感じました。

色んなことを考えたけれど、
変わらないのは、音楽を愛する気持ち。

大好きなリチャードボナのライブ。
音楽にとって大切なことって何だろうって、
思いながら聴いていました。
まるでボナと一緒に地球旅行しているみたいな時間。
彼の心、身体ぜんぶが音楽を奏で、
それは地球という自然で、
大地で、
風で、、

とにかく素晴らしかった!


音楽に大切なのは、声だけじゃない。
私にできることを少しづつ見つけていこうって、
勇気をもらいました。

またゼロからのスタートですキラほし



2月のスケジュール♪

2/4fri
Voice
四ッ谷
03-3355-3455
Start 20:30〜
duo リン・ヘイテツp

2/9wed
SatinDoll
六本木
03-3401-3080
1st/19:10 2nd/20:50 3rd/22:20
with 4℃(大橋祐子p 深沢晴奈fl 守谷美由貴as 吉木稔b 川口弥夏ds)
飲食10%offチケットはinfo@tomomisasaki.comまで♪

2/12sat
横浜みなとみらいホール 小ホール

『aco marimba duo concert vol.4』
18:00開場 18:30開演
チケット:全席自由¥2.500-
with aco(marimba duo)
マリンバデュオ「aco」のコンサートへguest出演します。
声楽作品に挑むのは実に約5年振り。2004年に作曲された
JohnThrower氏の「JustOneWorld」素晴らしい作品です!
前売りチケットお申込み:info@tomomisasaki.com

2/15tue
Kenney's Bar
池袋
03-5391-1073
20:00〜
with 高尾幸宏(b) group:榎本秀一sax、佐久間優子p、安藤信二dr

2/18fri
P's Bar
池袋
03-5391-3365
1st/19:40 2nd/21:10
duo 山口友夫g

2/19sat
船橋市二和公民館
(いま話題の)鎌ヶ谷
川口日出旺とニューセッション
二和公民館2階 講堂
Open13:30 Start14:00
お問い合わせ:船橋市二和公民館 047-447-3200
(チケットは窓口販売のみ) ごめんなさい、完売なのだそうです!

2/20sun
AfterHours
高円寺
03-3330-1556
20:00〜/3set
duo 関根彰良g

2/23wed
Bar PORTO
日暮里
03-3891-6444
1st/19:45 2nd/21:00
duo 松尾由堂g


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