音楽に戻っていきたい。

どうやら注射の効果が切れたみたいです。
だだだーん!注射期間終了。



もうとっくに切れていたのかと思ってたけど、大晦日あたりで声が出しにくい感じになって、またもう一段階、声が出なくなりました。

藤野とP'sBarのときは、出しにくい感覚はあっても、身体をちゃんと使えばなんとか声が出る状態だった。振り返ってみると、あれは注射が効いてたんだなぁ。

年末に「以前より地声が出せるようになってきました。半年前はミックスボイスしか出せなかったので、自分でも信じられないです。ジストニアともっと仲良くなれる気がするし、ひょっとしたら本当に治るんじゃないか、とも思えてきました。新しい年はきっと色んな意味で余裕もできて、練習もできるようになると思うし、もっといい歌を届けるようになりたいです。」

と書いたばかりでしたが、なんだか遠い夢のなかにいたみたい。
夢のなかは、音で遊んで、たくさんの人たちと再会できて楽しかった!

もうしばらく、こっちで修行しなさい、ってことかな。

注射や手術以外の方法で、なんとか以前のように声をだせるようになりたいです。治療費を捻出するのも精一杯ですが、音楽に戻っていきたい。

音楽に戻ることを、神様に許していただきたいです。


注射のこと、続き。

けいれん性発声障害治療のための声帯へのボトックス注射を打ったのが10月13日、まもなくで2ヶ月近くになります。 >>「注射のこと。」

ボトックス注射!?そう、美容のシワ取りに使われるという、アレを、声帯に打ちます。意思と関係なく閉じてしまう声帯をゆるませた状態にして、声をスムーズに出せるようにする治療です。

以下、私の場合、ですが。

たしかに喋り声は楽になりました。周りの人からも、声でてるねー!と言われるほど。でも正直、歌うための微細なコントロールをできる声にはならなかったです。。あくまで、私の場合は、です。

注射をして一ヶ月間は、副作用として裏声がひっくり返ってしまい、ミックスヴォイスも使えませんでした。この2,3日で、この症状は少し落ち着いてきましたが、その代わり、地声が以前と同じように途切れてしまう(これは、注射の効果が切れてきたのかもしれません)。地声が伸びやかに出せている音域もあるけれど、相変わらず咽頭まわりの筋肉を駆使した状態となり、首などへの負担は大きいです。

今回の注射は先生のご提案での再トライでしたが、私の2度目の経過は1度目とほぼ同じ。患者思いの優しい先生なのに、なんだか申し訳なく思います。( >>注射のこと。


このボトックス注射の治療は、ジストニアの人にとっては代表的な治療のひとつ、ですが、私自身ものすごく躊躇したので、どこかの誰かの役に立つかもしれないと思い、どんな治療なのか残しておこうと思います。

治療の流れは、

1)蒸気の麻酔薬を吸い込みます。このとき、唾が飲み込みにくい感覚になります。
2)鼻から内視鏡と麻酔液を通します。この麻酔液を、ガラガラとうがいをするような感じで喉のあたりで留めておくのですが、これがうまくいけば大丈夫!
3)甲状ひれつ筋(いわゆる声帯)の両側に、首の皮膚の表面から注射を打ちます。麻酔がちゃんと効いていれば痛くないです。

注射をした直後は、しばらく声帯が膨らんで、お相撲さんみたいな声になります(笑)が、10〜20分で元に戻ります。発声障害が、けいれん性だけでなく、機能性だったり心因性だったりするかどうかの判断をするために、注射をすることもあるようです。


また引き続き、大阪でのマッサージの施術を中心にして、ゆったりと治療をすすめていきたいと思っています。

注射のこと。

きのうは「痙攣性発声障害」治療、二度目の注射でした。

効果は約2ヶ月、根本的な治療ではなく保険適用外なため高額。できれば避けたい治療のひとつだったけど、9月にライヴも控えてるし、なんでもやってみよう、と思い、8月に打ったボトックス注射。

注射後2週間くらい経過すると、地声が楽に出るようになる。はずなのに、1ヶ月たっても2ヶ月たっても相変わらず声はつまるし、もう二度とあんな注射したくないー!!と思っていたのですが、再診していただいたところ、ひょっとしたら外れていたかも〜(笑)

ということで、先生のご提案で、再トライ。先生のご好意で打っていただいてきました。

ボツリヌス毒素は声帯まわりに打っているのかと思いきや、「甲状披裂筋」いわゆる声帯そのものに打つのだそうです。はじめは首に注射だなんて怖すぎでしたが、二度目なので心持ちは余裕でした。

2日後くらいからまたしばらく、何を飲んでも咽せて(自分の唾でもムセる)、裏声もコントロール出来なくなりヘリウムガスを吸ったみたいな変な声の期間がけっこうストレスなのですが、8月、注射にトライしたことで、自分の心持ちが変化したこともあり、まぁよかったかな、と思っています。ひとまず、2週間後の声を楽しみに過ごします。


注射のあと、非常階段への扉が開いていて、どんな景色かとたまたま外へ出たら空いっぱいに広がっていた鰯雲。12階はさすがに足がすくみました。

鰯雲

歌で、エールを!

久々に、お知らせです。

3/25深夜24時〜(日曜から月曜に変わる時間です)
ラジオ福島 周波数AM1458
震災復興支援Project「歌でエール」という番組で
SD(痙攣性発声障害)特集があるらしく、
CD「Momo」から一曲、リクエストいただきました。

http://fukkou.radiko.jp/
(PCをお持ちならradikoでお聴きいただけます。)

Momo
CDはごめんなさい、完売しております。

久々に聴くと、
歌いづらそうだし英語も発音しにくそう。
2008年レコーディングのときにはすでに症状がでていたこと、
理由がわからず真っ暗闇のなか
色々しんどかったことも思い出しちゃうけど、
それはそれで、あの時の、精一杯のそのままの私を
残すことができて、よかったのかな。

何より、歌でエール!を送ることができること
リクエストいただいたことがとても嬉しく、光栄に思います。

2011年 Portoでの "声が治るまで、またね!" から
今日でちょうど丸一年。

3.11ではあの時、ひとりひとりに、
それぞれの地震が起きたんだと感じています。
私は震災前に大きな地震が身に起きたけれど、
いま、がんばって復興中です。

みんなに、エールを!!

一歩前進!

先月、大阪と伊勢神宮へ行ってきました。

大阪に痙攣性発声障害を専門に治療している先生がいらっしゃること、一年前からインターネットで調べて知ってはいたのですが、遠いし治療費もかかるし余裕もないし、治療が適合するかどうかもわからなく、二の足を踏んでいました。

こんなにひとつひとつの骨や筋肉を触られたことないってくらい、2時間くらい使って、丁寧にほぐしながらの触診。
痙攣性発声障害にもいくつかのパターンに分けることができて、私の場合は身体の状態をみると、脳神経だけの問題ではなく、機能的なところの故障かもしれない可能性がでてきました。

そう、治る可能性があるって、ことです!

とりあえず、一歩前進かな、と思います。

実は、たまたま本屋さんで伊勢神宮のことが書いてある本を手に取って、仕事も決まったことだし、学校も頑張ったし、ちょっとふらりと伊勢神宮に行きたいな、と思って、調べてみたら、たまたま休みの日が西の方位がよくて、せっかく伊勢神宮に行くなら、気になっていた大阪の治療院も、ついでに寄ってみようかな(ついでに、かい!)行ってみないと分からないし、なんてノリで、大阪行きを決めたのでした。

だから、お伊勢さんが、大阪へ導いてくれたのかも。

伊勢神宮は、日本の心を今に伝えてくれる、清々しいパワーのあるところでした。

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この日は建国記念日で、神職の方々の姿を見ることができました。
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声が治ったときには、お礼に行きたいです。

そんなわけで、明日は二度目の診療。
これから夜行バスで大阪へ、行ってまいります。

青木美保さん

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おとといのこと。
父が「朝美と同じ病気の演歌歌手の人が、治ったって。朝美も治るよ」と。えっ?っと思い、新聞を手に取る。

"青木美保" さん。
そうだ、先日、初めて参加したSDの会の集まりでお名前を耳にした人。

彼女のブログを読む。
久々に、ぼろぼろと涙する。
自分でもなぜなのか、わからない。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20110713-OYT8T00228.htm (7/13 読売新聞朝刊)
「歌えるのがうれしくて仕方ない。デビュー当時のよう」と。

復帰に10年。

すごいなぁ、、
素敵な表情に励まされる。

うん、私も、復帰する!
両親には100歳以上長生きしてもらわないと(笑)


お願い:「音楽家のジストニア」出版にむけて

先日、twitterから、スペインの医師たちが英語で書いた『musician's dystonia(音楽家のジストニア)』の翻訳出版にむけて、「NPO法人ジストニア友の会」が出版要望の声を募集していることを知りましたが、このプロジェクトに携わっているピアニストが、偶然にも東京音楽大学の同級生でした。彼の名は、智内威雄さん。ジストニアのため右手が使えなくなり、現在は左手のピアニストとして活動しています。正直ショックでしたが、素晴らしい活躍をされている姿に勇気をいただきました。

智内威雄(ちないたけお)ホームページ:本について書かれています。
http://tchinai.net/archives/3488


ジストニアは、身体の筋肉が不随意に収縮し続ける結果、筋肉がねじれたり、ゆがんでしまって自分の意思通りに動かなくなる病気、神経難病です。音楽家の場合はジストニアとはわからずに演奏が下手になったと考え、無理によりハードな練習をして症状を悪化させることが多く、演奏活動をあきらめざるを得ない方もいます。

私自身、症状が咽頭(声帯)にでる「痙攣性発声障害(SD)」という局所性ジストニアの一種に罹患し、治療に専念するため4月からしばらく演奏活動を休止することにいたしましたが、医師に診断されるまで、この病気を全く知りませんでした。病名を知ったのは昨年の12月ですが、3年前、とある耳鼻咽喉科へ行ったときには「異常なし」と診断され、声のコントロールができなくなった原因が分からず、悩み続け、自信も失っていきました。

日本では音楽家のジストニアに関する研究は非常に少なく、出版物もありません。ジストニアに罹患した多くの音楽家は正しい情報を求めています。と同時に、まわりの人たちの認識と理解も必要としています。

そこで、皆さまに、お願いがあります。

「音楽家のジストニア」の企画は出版社の中でも全て通ったのですが、最後の営業部の判断次第で出版となるのだそうです。最後の一押しが必要ということで、ジストニア友の会では署名運動のような事をしています。大袈裟なものではなく、名前も住所もメールアドレスなど個人情報の記入は不要です。簡単に一文「音楽家のジストニアに関する本の出版希望」といった内容を入れていただいた物を下記の掲示板、もしくはEメールアドレスに送っていただく仕組みになっています。3月末まで出版要望の声を募集して、4月あたりに出版されるかどうか分かるとのことです。

メール:dystonia2005@yahoo.co.jp
掲示板:http://8202.teacup.com/dystonia/bbs
☆過去の投稿参照はこちら☆

翻訳出版プロジェクト:本の必要性について、また目次も参照できます。
http://www.geocities.jp/dystonia2005/ongakuka-honnyaku.html
NPO法人ジストニア友の会
http://www.geocities.jp/dystonia2005/


罹患者だけでなく、医療関係者、音楽教師や潜在的にリスクがある音楽家達にとっても手助けとなると思います。皆さまのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします!


4月からライヴお休みします。

ライヴでお会いした方には既にお伝えしているのですが。

このご報告をするのに、ちょっとどきどきしています、、



4月からしばらく、ライヴ活動をお休みさせていただくことにしました。「痙攣性発声障害(SD)」という病気の治療に専念するためです。(12/27の記事はこちら

SDというのは、局部性ジストニアの一種で、自分の意志とは関係なく"声帯"が締まる病気で、声が詰まったり震えてしまいます。

病名を知ってからは、この声を個性にしよう、と障害を受け入れて、フレーズや身体の使い方を工夫したり、キーの設定を変えたりして歌ってきましたが、心で鳴っている音を表現できないもどかしさ。目に見える病気ではないSDを、理解していただくことの難しさ。

不治の病なのだそうですが、色々と調べていくうちに、症状が改善された方の存在を知りました。コレをすれば絶対に治る、という道はありませんが、東洋医学は奇跡が起きるという言葉を励みに、できることすべて、試行錯誤しながら自分のカラダを信じて治そう!と決意しました。

発症の原因は、医師にも私にも分かりません。分からないぶん、原因を何かのせいにするのは簡単です。でも、これはきっと、私が音楽家としても、人間としても成長できるように、神様が与えて下さった "ギフト" なのだと受けとめています。

歌なしの人生なんて考えられないですし、私のことだから、歌いたくなってきっとすぐに戻ってきます。何ヶ月も人前で演奏しないという時間を経験したことがないので、これからどうなるかまったく想像がつきませんが、、きっとたくさんの発見があって、素晴らしい時間になると想像しています。ちなみに、教えるお仕事は変わらず続けます。

自分の気持ちと向き合って、いっぱい泣いて、そしてたくさんの励ましの言葉に感涙してきたからでしょうか。不思議と気持ちは晴れやかです。どうか心配なさらないで下さいね。

パワーアップして、もどってきます!!

それまで、待っていてください!!


愛ある言葉を下さった皆さま、色々と情報を下さった皆さま、ご理解下さった関係者の皆さま、見守って下さっている皆さま、たくさんの人に支えられていること、心から感謝いたします。

らぶ〜〜!


佐々木朝美

カラダは変わる!

新月満月を意識したことってありますか?
古代のひとはいま以上に、月や太陽が身近だったんだろうな。

新月には願い事をするといいと知ってから、紙に願い事を書くようになったのだけど、2月3日の新月の日は、ご縁があって参加してきました キラほし新月のアファメーションと夢コラージュ講座キラほし

ひとりで願い事をするよりも、ヒトが集まっての方が、エネルギーとエネルギーがぶつかりあって大きくなって、叶いやすくなるのだそう。集まったのも素敵オーラな女子ばかりで出逢いも嬉しかった。わいわい言いながら図画工作の時間みたい。と同時に、静かなひととき。

ガイドしてくれたMIHOさんありがとう!美味しいお弁当を作ってくれたゆみえちゃんありがとう!それからちえこさんも!出来上がったコラージュを見て、隠れた想いに気付かされたり驚かされたり。わくわく、ゆったり、ほっこり。楽しかったー!

会場は「べじかとひつき」民家を改築した趣のある素敵な空間☆

そして、会場でコラージュ用の素材として用意してくださっていた冊子をパラパラとめくっていると、これだぁ〜〜〜〜!と大興奮(笑)しちゃうメッセージが。


「変わるカラダ」

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この日の夕方、友人に紹介していただいた鍼の先生のところへ行ってきたのでした。先生は、中国から日本へいらして20年。先生の師匠でもあるお父さまは中国で国宝級と言われる大老師なのだそう。

先生からのアドヴァイスは、
冷やさない。
疲れさせない。
ストレスを溜めない。

あと、絶対治るって信じること。
自分のカラダを信じること。

病名を知る前は、思う声をだせなくて自分の身体に裏切られているような気持ちになるときもあったけれど、これからは、ゆったりとした気持ちで、自分と自分の身体を信じてあげたいと思います。


そうなのだ、「カラダは変わる」のだ!





新月にふさわしい一日に、感謝☆



心のたからもの。

ひとりひとりの励ましの言葉が嬉しかった。
何かを届けようとしてくれるその心が染みて、
私は幸せ者だなぁと思った。

心の宝物が、またひとつ。


声帯が悪い訳じゃないけど、
ヴォーカリストとして欠陥品みたいで、
ここに載せるべきかどうか正直少し迷った。

"心が欠落していたら欠陥品だけど、病気や障害は欠陥じゃない"

Gateoneのまり子さんが言ってくれた。
気持ちがそこになければ、いくら声が出ても意味がない。

みんながみんな、私のことを分かってくれる訳ないけど、
分かってもらえたときはすごく嬉しい。
いえーい!って。

人は理解されたい生き物なんだと思う。
ものすごく気持ちが楽になった。

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「ともみ、そんな泣いていたらダメ。
"うた命" で生きているあなただから辛いだろうけど、
もっと苦しい思いをしている人はたくさんいるのよ。
あなたはあなたのできるやり方で生きていきなさい。」

病院へ行った翌朝、泣きじゃくる私を抱きしめながら
叱ってくれた母を、誇りに思った。


色んな思いをしながら、みんな生きてる。
もどかしく思うこともたくさんあるけれど、
大切なのは、ないものじゃなくて、
いま "ここ" にあるものに感謝すること。

わたしの声
心に咲く花
ともだち
家族
すてきな思い出
そばにいてくれるヒト
あなたの笑顔
自分だけの人生
イノチ。

大切なことを教えてくれた、この
痙攣性発声障害くんにも、感謝、なのかな。

大晦日から三が日にかけて、栃木・湯西川温泉での仕事です。
そんな訳で、歌い納めはまだこれからの私ですが。

今年も最後まで、たくさんの方にお世話になりました。
忙しい年の瀬にお騒がせしてしまい、ごめんなさい。


よい年を、お迎えください!