My idol

20代の頃、私にとってアイドルだった伊藤君子さん。愛称は、ペコさん。

場面によっては「君子先生」ですが、敬意と愛をこめて、私も「ペコさん」と呼ばせていただいています。

 

彼女の歌が大好きで大好きで、毎月のようにペコさんのライブへ足を運んでいました。

 

はじめて歌声を聴いたのは『KIMIKO』というアルバム。大学でオペラを学び、研究科を終了する頃のことでした。スピーカーから流れてくる歌が私の琴線に響いてキッチンで嗚咽するほどに号泣、、

 

「この人に、逢いたい!」

 

いてもたってもいられなくて、Body&Soulでのライブを聴きに行き、発表会の会場であった六本木alfieで弟子入りをお願いし、それからというもの、ほんとうに、ほんとうによくしていただきました。

 

7年前、私が声とカラダと向き合い、ジストニアと診断を受けるにあたってのきっかけをくださったのもペコさんでした。

 

八ヶ岳へ移住後、師匠のことをずっと気になりながらも、ペコさんにお会いすることは叶わぬまま年月が過ぎていきました。

 

その恩師が今年の5月、山梨(武川)のお寺で歌うというので会いに行きました。ライブのタイトルは『山寺でジャズ』しかも開催は昼間!こんな機会は次にいつあるかどうか。生後8ヶ月の赤ちゃん連れということで、問い合わせ段階で主催の方を悩ませてしまいましたが、心ある対応をしてくださって、ペコさんとの念願の再開を果たしました。

 

久々のジャズライブ! サウンドに胸がきゅーーーーんとして、ペコさんの歌声に、終始、涙が、、

 

”Just in time”から始まって、心に突き刺さるように響いた”A song for you”「子どもたちが安心して生きていける平和な世界を残していきたいと願います。」と、赤ちゃんを見つめる優しい眼差しとともに歌ってくださったナシメントの”Bridges” 美空ひばりに捧ぐ”愛燦燦” ”Follow me” ...

 

お寺に響く素晴らしい歌声に包まれながら、レッスンでのあらゆることを思い出し、一緒に過ごさせていただいた時の数々、様々なことが走馬灯のように蘇って、懐かしさと同時に「かけていただいたたくさんの愛情を、音楽で御恩返ししたかった。」と、それまで蓋をしていた悔しい気持ちが波のように押し寄せてきました。

 

ペコさんに教えていただいたたくさんのこと − それは音楽だけでなく − が私のなかにあるのだから、しっかり軸を持って日々を過ごそう。と思いながらも、音楽に対して溢れてくる想いを消すことができないまま、日々を過ごしていました。

 

それから、半年。 山梨のメルローズというお店でジャズを歌うことになりました。(⇒JazzNight@山梨

 

なんとこの機会をくださったのが、先述の『山寺でジャズ』を企画された山崎さん。ペコさんをきっかけに山崎さんと出会い 「歌いませんか」とお話しを受けてからというもの、私自身かなり迷い、ギグの実現までも日をいただいてしまいましたが、この流れのままに身を任せてみようと思い、ありがたくお受けさせていただきました。

 

ここでも、ペコさんがご縁をくださったように感じています。

 

「山寺でジャズ」の終演後、ペコさんと一緒に撮らせていただいた大切な写真。親バカですが、娘は演奏中、一声もあげることなく、不思議なくらいじーっと聴き入っておりましたよ。 

 

明日は、ペコさんへの感謝の想いを胸に、歌いたいと思います。

 

すべてに、ありがとうございます。

八ヶ岳クリスマスコンサート

とっておきなクリスマスコンサートのご案内❤

ひのはる庵で出会った愛おしい仲間たちが企画運営してくれることになりました。

遠方からも「来てよかった!」と思っていただけるコンサートになる予感です。

 

身も心も、凛とするような静けさが訪れる八ヶ岳の冬が私はとても好き。

「冬は、なぜ灯が恋しくなるんだろう。」って誰かが言ったのを思い出す。
音楽の灯が心をあたためてくれますように。

 

〜0歳から108歳のこどもたちへ〜  八ヶ岳 クリスマスコンサート

 

佐々木朝美の歌声と 成川正憲のギターの調べ

 

ふたりが織りなす音楽の贈り物

 

家族の愛を感じる

 

この冬 一夜限りのコンサート

 

 

【八ヶ岳クリスマスコンサートとは?】

八ヶ岳で活動再開したヴォーカリストの佐々木朝美さんと、長野県小布施町を題材にした短編映画「おぶせびと」の映画音楽を担当したギタリストの成川正憲さんを茅野市民館アトリエに迎え、こどもから大人まで芯から心が温まるクリスマスコンサートを開催いたします。 積み重ねたジャズテクニックによるクリスマスソング、活動再開のきっかけとなるオリジナルソング、北杜市在住の版画家・小林煌さんの絵本の読み歌いなど、極上のコンサートに愛する人と一緒に、また愛する人を想いながら、ぜひいらしてください!
【日時】
2017年12月8日金曜
【時間】
18:30開場 19:00スタート
【場所】
茅野市民館アトリエホール
【チケット代金】
大人前売り2000円/当日2500円、こども前売り当日共に500円(中学生まで)、未就学児無料
【お問い合わせ・ご予約】
ひのはるの会・堀之内通子 minton520@hotmail.com / 050-5218-1826
【プロフィール】
佐々木朝美 ヴォーカリスト。幼少よりピアノ・ヴァイオリンに親しみ、都立芸術高校・東京音楽大学では声楽、オペラを学ぶ。卒業と同時に「今この瞬間」を表現できるJAZZに惹かれ、都内のジャズシーンで活躍、数多くのミュージシャンとセッションを重ねる。2011年より演奏活動を一旦休止。生まれ育った東京から導かれるようにして2014年冬、八ヶ岳南麓へ単身移住。2016年、一女をもうける。現在はジャズをベースにしながらジャンルに捉われないスタイルで自身の音楽を生み出している。

 

成川正憲 ギタリスト。少年時代より豊かな感性に導かれギターの道へ20才でプロデビュー。メジャーの仕事の傍ら、メインワークは自らの心の声を聞き多くの人々の魂にひびく音を紡ぎ奏でるギタリスト。作曲、ライブ、プロデュース、ユニット、等で全国で活動展開中。最近は「おだやか家」「おぶせびと」など映画音楽も手がけている。現在は、2014 年に成川自身の音楽の源泉をオリジナルミニアルバム「hikari no hane」としてまとめ、「poron poron」「音戯話」「おぶせびと」をリリース。景色を彩る音を追求し、ソロライブ活動に力を注いでいる。Sax&Flute の春名正治氏とL-Duoを結成し、Duoならではの世界観でライブ活動中。

縁は異なもの味なもの

きのうは山梨の小さなジャズ喫茶で数曲歌ってきました。

 

おめでたいおめでたい、開店1周年の記念ライブ!

 

といいますか、そのジャズ喫茶というのは義母のお店。
つまり、夫の母のお店です。


山男な夫はジャズにほとんど興味がないのに対して、

義母はジャズ熱が高じてジャズ喫茶店をはじめてしまうほどのジャズ好きで。

 

といっても、結婚前の私は、まさか未来の旦那のお母さんがジャズのお店をはじめることになるだなんて想像するわけもなく。

 

ほんっとうに、ご縁とは不思議なものです。

 

久々に歌ったスタンダードジャズ。

お客様もノリよく盛り上がってくださって、楽しかったな。

 

11月11日。この日の朝、空には見事な大きな虹がかかっていました。

 

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1st

I can't give you anything but love
Autumn leaves
My favorite things
2nd
It don't mean a thing
My foolish heart
One note samba
ancore
蘇州夜曲
My romance

 

JazzNight@山梨

ご縁をいただき、山梨でジャズを歌います。
 

全国で活躍されているお二人とベースレスの変則トリオ。

どんなサウンドになるのか私も今からとても楽しみです!


11/17 fri.

メルローズ イタリアーノ山梨県北杜市
0551−26-3167(予約制)
18:30〜 with 古谷淳p.  橋本学dr. 
お陰様で早くも満席とのことです。
キャンセル待ちでもよろしければ、お店へお申し込みくださいませ◡̈*(10/16現在)

長月の朔日

9月20日 ひのはる庵での『月想野唄』

たくさんの愛に溢れた時空間のなかお送りすることができました。

 

サポートしてくれた大切な人たち。

 

赤ちゃんの声と存在感。

 

あたたかい空間を共に創ってくださったおひとりおひとり。

 

あのひとときを共にでき、とても幸せでした。

 

ほんとうにありがとうございました!

 

How to Share With Just Friends

How to share with just friends.

Posted by Facebook on Friday, December 5, 2014

 

昼の部へ遊びにきてくれたフォトグラファー後藤菜月さんから届いた写真でスライドショーをつくってみました。

 

BGMは当日演奏したオリジナル曲から。(ちょっと音が割れてますが)娘を出産するとき(陣痛と陣痛の合間のリラックスタイム?に)なぜか口ずさんだこの唄は、ここで共演しているギタリスト成川正憲さんと2年前に音遊びをしているときに浮かんできた日本風の旋律です。

 

ともすれば、ただの親バカな子どもの一歳のお誕生会になってしまうところですが、新たなオリジナル曲が2曲できて、これまでハードルを感じていた「歌詞」をつけることができて、それが「聴き手の心に届く喜び」を体感させていただき、次への新たな扉を開くことになったライブとなりました。

 

育児で余裕のない日々を過ごしているはずなのに、この日に向かう意識のなかで、必要なメッセージがどんどん舞い込んできて、ただそこに直感的に従っていくことで、ステージや会場のイメージができて、終盤には旋律と歌詞も降りてきて、たくさんの思いがけないサポートに恵まれ、最終的にはなんとか形になるという、振り返ってみれば奇跡のような数日間でした。

 

今回のステージではオリジナルをメインに、わらべ歌、童謡、外国の曲はスペインの子守唄を一曲。 そして、ひのはる庵で出逢った山梨在住の木版画家小林煌さんの絵本。こちらにギタリスト成川さんのお力を借りて、音をつけての朗読にもチャレンジ!絵本の読み聞かせならぬ読み歌い(?)という構成でした。 

 

自分の源と繋がって、それを恐々でも発してみて、誰かに「いいじゃん!」と言ってもらえることで自信がついて、「やってもいいのかな」と少しづつ思えてくる体験をしています。

 

9月20日は新月。お彼岸でもあり、ものすごい変容のエネルギーを感じています。

 

「新しい声での新しい表現」をし、それを受けとめてもらえることができた喜びをひしと感じ、やっと本当の意味で、声の病(ジストニア)を克服できた気がします。静かな喜びが、私のなかに溢れています。

 

長月の朔日。

 

新たなはじまりです!

 

 

 

2017.9.20 with 成川正憲g.  ひのはる庵

 

森の結婚式 ー クルミを持ったリスがお祝い

日本風の(タイトル仮)

森の散歩道
こんぼた(わらべうた)
Fais do do
七つの子
ととん ととん(小林煌/作・絵本歌読)
つながる(タイトル仮)

 

Hallelujah

月想野唄 Live at ひのはる庵

巡るつながる
いのちのよろこび 

長月の朔日に
月を想い野に唄い

皆みなさまと
祝福のひとときを

ともにできれば
幸せに想います


 

 


『月ヲ想フ 野ニ唄フ』
日時:2017年9月20日(水)12:00〜20:00

会場:ひのはる庵
山梨県北杜市長坂町日野98(駐車場有)
中央高速 長坂IC、須玉ICから7分。
JR中央線、日野春駅よりタクシーで5分もしくは徒歩で35分。

会費:会費は設けておりません。演奏を聴いて感じての御心代を頂戴できれば幸いです。

スケジュール:一時間ほどのステージを昼夜2回にわたって演奏いたします。また、一部と二部の間には一升餅など、赤ちゃんのお祝いを挟みます。お好きなタイミングでお越しいただき、どうぞ気ままにお寛ぎください。

12:00 開宴 
13:00 演奏(一部)
15:00 一升餅などお祝いタイム
18:00 演奏(二部)
20:00 終宴 

演奏:成川正憲guitar 佐々木朝美vocal 

ご飲食:わくわくベジBOX(1,000円)ご予約制となります。ランチにもディナーにもどうぞ!ご希望の方は9月18日までに momosasaki@hotmail.com 宛にお申込みください。「ひのはる庵」亭主によるこの日だけのカフェバーご用意もございます。


予約問合せ:ご予約は不要です。なお、お問合せはこちらまでご連絡ください。

Facebookイベントページにも詳細を載せています。合わせてご覧ください。

 

 


2016年9月、娘を出産してから一年が経ちます。

赤ちゃん一歳のお祝いも兼ね、伊勢神宮奉納演奏など全国で活躍されている素晴らしいギタリスト成川正憲さんをお迎えして、「ひのはる庵」にて音楽のあるひとときをお届けいたします。

娘が産まれたのは満月の日。人は月の満ち欠けと共に生きているということを強く実感いたしました。今年の9月20日は秋の彼岸であると同時に、新月(朔日)でもあり、なにか特別なものを感じます

山梨の「ひのはる庵」は、定期的に断食道場を行っている清々しくも温かく、人が集まる場所であり、娘をとりあげてくださった助産婦、松浦照子さんの産婆ステーションでもあります。

当日は、美味しいお料理を提供くださるルミちゃんcafeの留美子さん、そして「ひのはる庵」ご主人が、この日だけ特別にカフェバーのマスターとなって、特製酵素ジュースや麹の甘酒、チャイやクッキーなどご用意くださいます。

 

最寄りの日野春駅は、例えば新宿からだと2時間ちょっと、の場所です。この日は水曜日、と平日ですが、昼夜演奏します。どなたも大歓迎ですので、お好きなタイミングで、ぜひぜひ遊びにお越しくださいませ。


大人も子どもも赤ちゃんも、共に祝福し合い、楽しめるひとときとなりますように。

皆さまのお越しをお待ちしています✨

 

 

 

 

 

成川正憲(guitarlist) http://narikawa.online/#id0

大学在学中に作曲家の都倉俊一氏と出会い、テイチクより「カプチーノ」でデビュー。

その後、角松敏生、今井美樹、Guiko、チョーヨンピル、挂ウンスク、かまやつひろし、三田村邦彦、リボン、モーニング娘、小堺一機、風間寛平、コロッケ等のライブサポート、Misia、中島啓江、工藤静香、チェンミン、林明日香(楽曲提供)など多数のレコーディングに参加。1988年ソニーより米米クラブのプロデューサーに見出されコンバッツでデビュー。その後ポリドール所属のSwichに加入。

2005年に米米クラブのリーダー、ボンさんによるプロデュースで、ソニーよりTRAでデビュー。

その間も、ブレッド&バターの二弓氏の娘、Seemaのアルバムを3枚プロデュースしMIDIより発売。ツーカー、マイクロソフト、紀文ナショナル、などCM音楽も手掛ける。

ガッドギターを中心にした新たな音楽を模索する中、Hip Hop Jazzバンド「RF」を結成。
7年間で7枚のアルバム(DEDE MOUSEプロデュース含む)を発表し、2015年に解散。

2013年にはサックス奏者の春名正治とL-Duoを結成。これまでにアルバム4枚をリリースし、全国で活動中。
2014年、初のソロギターアルバム「hikari no hane」を制作し、本格的にソロ活動を始動。

2016年9月には伊勢神宮外宮で奉納演奏を行い、大きな話題を呼んだ。

親子で楽しむ JAZZ STANDARD

東京から山梨へ戻り、育児に邁進する日々を過ごしているうち、あっという間にもう9月!

 

遅ればせではありますが「親子で楽しむ JAZZ STANDARD」無事に終了いたしました。

 

赤ちゃん子どもたち、そして子どもや孫を連れた親御さんやおじいちゃんおばあちゃんでいっぱいになった客席は、なんとも言えない温かさがありました。中高生のカルテットによるプロ顔負けの素晴らしい演奏は子どもたちの刺激にもなり、「大人が子どもを連れても楽しめるジャズコンサート」は、子どもたちにとっても、夏休みのいい思い出になったようです。

 

私にとっては久々のステージ。声のことも色々あるけれど、『声の不安よりも、今あるももちゃんの感情や魂が伝わってくる演奏で、とても、心打たれました。』という言葉をいただいて、大切にしてきたことを思い出しました。

 

また、『子どもが家でも こんぼーた、こんぼーた♪ と歌ってます。まさに伝承ですね!』というご報告もいただき感激しました。

 

bf Jazzのイベント報告ページにも当日の様子がアップされています。ぜひご覧くださいませ。

(育児しながらの準備が大変だったもので、なんだか報われたような気持ちになり、うるっときました。素敵な文章をありがとうございます♡♡)

http://www.bfjazz.com/event/event-report/4627/

 

 

ジャズに必要不可欠なSwing感。緩みやスペースがないとSwingする余裕も生まれない。ここしばらく、日常のなかにSwingが消えているなぁと思い返していました。子育てが落ち着いたら、セッションに足を運んだりしてジャズ筋も鍛えなおさないといけないです。

 

それでも、大切に繋げていきたい日本のわらべうたや童謡をジャズというツールを使って演奏すること、新しい声でステージに立つことをチャレンジできた自分を褒めたいと思います。

 

それよりなにより、イタズラ盛りの娘を育児しながらの準備は破茶滅茶で、本番当日までに間に合うのか!?という心配が私の脳みそを支配していました。久々の帰省中、実家で場所見知りしないかしら、本番前夜に夜泣きしないかしら、ステージ登場に合わせて授乳をいつ済ませよう、ステージ上で泣いてしまったらどうしよう・・と、色々ドキドキでしたが、これらはなんとか無事にクリア。

 

自分の歌に思うことは多々ありますが、兎にも角にも、なんとかこなすことができてホッとしました。

 

録音を聴くと正直へこみますが、こうして歌う機会をもたせていただいたこと、6年前からは想像もつかなかった。

 

ステージに立つこと自体迷ったけれど、0歳の我が子を抱きながら歌うなんて今しかできないこと。「娘を抱いて、母になった佐々木朝美で、久々にステージで歌ってみませんか。」とお声がけくださったbfJazzの孝子さんに、感謝です。

 

ママになった高校大学時代の同級生、育児中のミュージシャンetc. 懐かしい面々との再会も、私にとってご褒美となりました。

 

 

共演させていただいた素晴らしいミュージシャンの皆さま、コンサートへお越しくださった皆さま、bfJazzの皆さま、帰省中お逢いできた皆さま、ありがとうございました!

 

いま、思うこと。

あの人だからすごい、とか、あの人だから出来た、じゃなくて、どこに意識を向けてきたか、の違い。

 

すべての人が、すべての魂が、輝ける存在。

 

もう憧れの人はいなくていい。自分自身になるんだから。

誰かがやってることはもういい。私にしか出来ないことを。

 

いまは育児のとき。ただただ、子どもと笑い合い、愛を注いでゆくじかん。

まっすぐ求められるままに、伸ばされた小さな腕を受けとめてゆく。

 

今ここにいて、何ができるか。

更には、お金を使わずに、何ができるか。

消費するのではなく、自身の源から生み出されるものを見てみたい。

 

ずっとずっと思っていた。「本物になりたい」って。

技術を磨くことも大切。だけれど、本物って結局「自分自身」ということ。

 

9.11のとき「自分が生まれたこの国のことをもっと知らなくちゃ」と、なぜか強く思った。

 

子どもが産まれて「外国の歌を唄ってる場合じゃない」と思うようになった。

 

私にとってのジャズは、何かを表現するためのツールであって、最終地点ではないのかもしれない。

 

今の自分を表現することができれば、手段は何であれ、満たされることを知っているんだ。

 

私たちの祖先が大切にしてきた宝物が、まだまだ残っている。

そして、私たちはその全てにまだ出逢えていない。

 

私たちの祖先が、子孫を想って大切にしてくれていたことを次に繋げてゆくこと。

 

そう、繋いでいきたい。

 

 

 

さぁ、これからどうする。私は、私たちは自由だ。

 

こんぼた ー わらべうた

子どもが生まれてから、これまで知らなかったわらべうたと出会いました。

「こんぼた」も、そのうちの一つです。布や人形を赤ちゃんの前でふりながら唄ってあげます。

 

こんぼた, こんぼた, どうしてせがひくいの?

こうやのうらで あおなにもまれて, それでせがひくいの,

はやくたって うんどしな!

 

純粋にことばから流れてくる響きが気に入って、これを次のコンサートで演奏してみたらどうだろう、とひらめきました。こんどは唄っていくうちに、言葉の意味が気になりだしました。冒頭の「こんぼた」から、さっぱり意味がわかりません。 笑

 

調べてみると、長野の方言で「こんぼ」は「赤ちゃん」の意味なのだそうです。そしてまた「小坊」は「こんぼ」と云うのだそうです。どちらかの「こんぼ」が「こんぼた」に転じたのかもしれません。

 

また、こんな唄があります。

 

中の中の小坊(こんぼ)たちゃ なぜ背がひくいの

ゆうべこうやのうらで あおなにまぁかれて

それで背がひくいの まつこと高いの

 

こちらは遊び唄のようですが、先述の「こんぼた」になんともそっくりです!

また、小坊さんを弘法大師と云う地区もあるのだそうです。

 

こちらはまた別の唄ですが、

 

こうやの 弘法大師 
この子抱いて 子引いて この子の目に こが入って
こんどから この子抱いて こひくまい

 

弘法大師(小坊)が出てくる唄です。情景として、小坊は荒野(広野)とセットなのでしょうか。言葉は語呂遊びといった感じで、やはり意味はわかりません。

 

そこで、「こんぼた」が載っている本に出版社の電話番号が載っていたので、思い切って問い合わせてみましたら、貴重な見解をいただきました。

 

「わらべうたは口伝なので、方言だったり時代を経たことで意味がわからないものはたくさんあります。けれど、子どもは分からないものは分からないものとして、そのままに受けとめるのです。」

 

確かに。自分が幼少の頃を思い出しても、そうでした。「ずいずいずっころばしごまみそずい」なんて、意味がわからなくてもよく遊んだものです。語呂合わせが面白くて、ことばを発するだけで音楽になります。音として楽しむ。五感で生きている赤ちゃんや子どもならではの楽しみ方です。意味を気に留めながらも、私も、それをそのままに楽しもうと思うようになりました。

 

また、コダーイ芸術教育研究所の、今は亡き音楽教育家の羽仁協子さんはこう述べています。

 

「コダーイがいった音楽はすべての人の第二の母国語だということです。 今の子どもたちは、小さい時から現代語、それもむしろテレビ語の中にほうりこまれています。しかし、それは、伝承が大切にされなくなってから久しい、明治以後の日本の文化の特殊な ”発展” の中で、母国語としての深み、味、愛着とは遠くかけはなれていることに、多くの人が日常気付かずにいます。」と。

 

音楽学生時代、小泉文夫氏の本に影響されて「わらべうた あそびうた しごとうた」をテーマに論文を書いたことがありました。後世に残していきたい伝承は、音楽だけでなく、衣食住においても多くありますが、それらが分断されてしまった今、本来の日本人が大切にしてきた智慧を知りたい、繋げていきたいと思うものがたくさんあります。

 

私はジャズをツールに表現することを選びましたが、ジャズはなんでも取り込んでしまうことのできる懐の深いものです。自分の人生のなかで出会ったものを、ジャンルを超えてレパートリーにしてゆける面白さ。

 

演奏するステージのなかで、童謡からポップスまで、日本の歌はこれまでも積極的に取り入れていましたが、日曜日のコンサートでは「こんぼた」にコードをつけて歌ってみたいと思っています。

 

誕生

2016年9月16日、無事に元気な女の子を出産しました。

 

生命の神秘を感じた妊娠。そして、満月の夜に陣痛がはじまり・・出産。

すべてが、素晴らしい時間でした。

 

「お産は人に残された最後の自然」という言葉がありますね。私は宇宙を感じました。

 

あっという間に生後10ヶ月を迎え、今はてんやわんやの日々。いたずら盛りで目が離せません❤ (写真は生後一週間目の娘です。)

 

 

この子と、8月13日、なんとステージに立ちます!笑

 

ただいま育児休暇をいただいているジャズスクールからお声がけいただき、ゲストとして数曲だけ歌うことになりました。乳幼児もOKな「親子で楽しめる」ジャズコンサートです。もちろん、大人も楽しめます。

 

皆さまとお会い出来ることを心待ちにしています!

 

 

〜bf jazz夏休み特別企画!『親子で楽しむ JAZZ STANDARD』〜

2017/8/13sun. 文化シャッターBXホール

Open 13:00 Live 13:30〜

with <二見勇気Trio>

二見勇気(p)From USA 井上智(g) 金子健(b) + guest 中村誠一(ts)

 

■日時:2017年8月13日(日)
Open 13:00 Live 13:30〜

 

■会場:文化シャッターBXホール

〒113-8535 東京都文京区西片1-17-3 2F
TEL 03-5844-7700(代表)
都営三田線「春日駅」A5・A6出口より徒歩3分
東京メトロ南北線 後楽園駅 8番出口より徒歩7分

 

■出演:
二見勇気 SKY Trio:二見勇気(piano)From USA 井上智(guitar) 金子健(bass)
ゲスト:中村誠一(tenor sax) 佐々木朝美(vocal)
Opening Act:中高生によるスペシャルカルテット・bf Under-20
金子礼(as,ts) 太田まひる(p) 吉田雄也(b) 叶雅久(ds) 小池真由(tb)

 

■チケット:
大人3,800円・小中高大生2,000円(全席自由)

※未就学児無料(乳幼児も一緒にご入場いただけます。)
トイレおむつ台有、授乳用ルームご用意

 

■お申込み方法:
メールかお電話にてbf jazzまでご連絡ください。

・希望枚数(大人・子供の別)
・代表者様のお名前と連絡先電話番号
お申込みいただきましたら bf jazzからメールをお送り致します。
(8月6日以降のお申込は、チケットは当日受付にてご精算)

 

■チケットお申込みお問い合わせ:
bf jazz  E-mail:こちら TEL : 03-5832-8633

 

(フライヤー詳細はFacebookサイトへリンクします。)